こんにちは、スタジオ真榊です。今回はイラストや漫画制作における「一貫性のある背景」をAIで作るテクニックについての特集記事です。これまでは主にcontrolnetやインペイントを駆使してSDXLの苦手な背景描画を補うのが主体でしたが、その後NanoBananaProをはじめ新技術が充実してきましたので、改めて2026年環境における現在位置と限界をあれこれ掘り下げてみました。(これまでの特集はこちら)

今回の特集では、例えばこちらの例のように、まず漫画やイラストの背景となる場所を一貫したデザインで作り出してから(左上)、それを普段のSDXL画風に変換して(右上)、さらにそれぞれの部屋の別アングルも量産し(左下)、最終的にキャラクターをそこに配置するまでの最適解を検証しています。いずれもNanobananaProを使った作例です。

一貫性を保った「AI背景」を作ろう! for NanoBananaPro:図版1

SDXL背景よりもはるかに破綻が目立たず、アングルが変わっても一貫した背景を再現できるので、手描きイラストにAIで背景をつけたり、漫画作画において背景制作をAIで行う等の用途に有用かと思います。この特集を公開する直前にNanoBanana2がデビューしてしまいましたので、一部は「2」でも同じことが可能か試しながら検証しています。【約1万7500文字】