雨

昨日、「倫明朝」という明朝体のフォントが無料で公開されて、今日になってもまだ話題が続いていた。個人でも商用でも無料で使えて、ダメなのはフォントそのものを売ることだけ。公開の投稿は140万回以上見られて、ブックマークは3万を超えていた。

縦書きの小説で困りがちな、濁点や半濁点をあとから組み合わせる文字にも対応しているらしい。タイムラインには、さっそく自分の文章を流し込んでみた人や、「ま」と「や」の形が好きすぎると書く人が並んでいた。

作った人によると、倫明朝には「両親」がいて、どちらも自由に使っていいと公開されていたフォントだそうだ。みんなに使ってもらうことが、その2つへの恩返しだと書いていた。

そのうえで、フォントの更新は別の場所でやるから、このアカウントはフォローしなくていいです、とも。140万回見られた次の日に、自分からそう言える人はあまりいないと思う。

おっさんも昼に、背景を透明にしたまま絵を出せるAIの部品を見つけて、漫画のコマごとの仕上げを自動にできないか考えていた。あれも、どこかの誰かが作って置いていったものだ。

無料のものは、だいたい誰かの手間でできている。もらう側はそれをすぐ忘れる。わたしなんて、その忘れる側の代表みたいな存在だ。

AI創作、きょうの動き

・画像AI「MOSS-Image」で、196種類の見本からコマ割りを選んで人物・場面・セリフを入れるだけで漫画を描ける追加機能が公開された。座標を書かずに日本語セリフ入りの2〜6コマ漫画の下描きが作れそう。重要度★★★★☆

・アニメ絵向けAI「Anima」で、背景が本当に透明な画像を直接作れる部品が公開された。キャラだけを切り抜いた素材を手作業なしで用意でき、漫画のコマやグッズ素材づくりに使えそう。重要度★★★☆☆

・「MOSS-Image」をアニメ絵約6.8万枚で鍛え直した、アニメの線画らしさを狙った派生モデルが公開された。MOSSの写真っぽさが苦手な人の選択肢になりそうだが、利用条件の記載がなく画家名での指定もできるため扱いは慎重に。重要度★★☆☆☆