こんにちは!スタジオ真榊です。本日はStable Diffusion WebUIの見落としがちな便利機能や、ローカル生成をより快適にしてくれる各種TIPSの紹介記事です。

NovelAIのようにプロンプトのタグをオートコンプリートしてくれたり、画像生成完了時に音を鳴らしたり、WebUI起動時に読み込みが終わったらURLのコピペをすっ飛ばしてブラウザを即起動してくれたり…。SDWebUIは頻繁にアプデされているので、知っている人は当たり前のように使っているけど、知らないと「なにそれ!?」となっちゃう機能がいろいろあるんですよね。

一つくらいは「なにそれ!?」がある記事だと良いな…と思いつつ、今夜もよろしくお願いします。

まずはSD WebUIをアップデートしよう

まずはSD WebUIをアップデートしよう:図版1

今回紹介する便利機能は、記事執筆時(2023/02/14)のStable diffusion WebUI (Automatic1111)最新版に準拠しています。こちらのスクリーンショット(▲)を見て、ボタンの位置などが自分のと違うなと感じた場合は下記の手順でアプデをおすすめします。(特に画像サイズの横縦交換ボタンや、生成ボタンの下に並んでいる小さなアイコンあたりに注目してみてください)

【Gitを使ったアップデート手順】

・(WebUIが起動している場合は黒いウィンドウを閉じて一旦終了してから)Stable Diffusion WebUIのインストールフォルダを開く

・インストールされたフォルダ内でShiftキーを押しながら右クリック。メニュー内の「PowerShellウインドウをここで開く」を選択(▼画像参照)

まずはSD WebUIをアップデートしよう:図版2

・開いた画面に「git pull」と入力してEnterキーを押すだけでOK。しばらく待つと最新版にアップデートされます。

まずはSD WebUIをアップデートしよう:図版3

(※既にフォルダ内にある学習モデルやLoRA、Outputフォルダにある画像などが消滅することはありませんのでご安心を。なお、既に最新版になっていれば「Already up to date.」と表示されます)

プロンプトにオートコンプリート機能を導入しよう

NovelAIではプロンプト欄に英字を打ち込むと、タグ候補が自動でポップアップして便利でしたよね。WebUIにも似たように、danbooruタグを中心としたプロンプトをオートコンプリートしてくれる拡張機能があります!

それがこちら、「a1111-sd-webui-tagcomplete」。インストール時にgitを使った方なら似たような手順なので大丈夫と思いますが、エキスプローラーでフォルダ内を右クリックして「Git Bash here」をクリックし、画面に下記の文字列を「右クリック→Paste」してEnterキーでインストールできます。

git clone "https://github.com/DominikDoom/a1111-sd-webui-tagcomplete.git" extensions/tag-autocomplete

プロンプトにオートコンプリート機能を導入しよう:図版1

インストールに成功していれば、プロンプトを打ち込んだ際に下図のようなタグ候補が表示されます。学習した画像が多いタグほど上位に表示されるのもNovelAIと同じ。スペルがうろ覚えだったり、似たようなプロンプトを探したかったりするときにありがたい機能ですね。

プロンプトにオートコンプリート機能を導入しよう:図版2

image browserを使いこなそう

image browserを使いこなそう:図版1

前にも紹介した拡張機能「image browser」がアップデートされ、画像のレーティング機能が追加されています。上の画像の右側を見ると「ranking filter」というのが追加されているのが分かると思います。image browser上で生成画像を選択すると左上に「ranking」という欄ができており、ここから各画像に評価を加えることができるようになりました。1が★、5が最大の★★★★★のイメージで、「ranking filter」欄から★の数を指定して画像検索することができるようになっています。

また、画像をキーワード検索できるようにもなっており、「blue hair」などとプロンプトの一部を入力するとあっという間にお目当ての画像にたどり着くことができます。いちいちOutputフォルダを開いて検索しなくてもいいので、大変ありがたい!

なおこちら、なぜか普通にアップデートしても反映されないようです。賢木の場合は「stable-diffusion-webui\extensions\stable-diffusion-webui-images-browser」フォルダを一旦削除した後、拡張機能欄から「Image browser」を探して再度インストールしたらうまく反映されたので、できない方は試してみてください。